建築の豆知識 ~ JW CADをさわってみよう ~
春の訪れを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
朝晩はまだ肌寒いですが、日中はだいぶ過ごしやすくなりましたね。
さて今回の『建築の豆知識』は「JW-CAD」についてです。
「JW-CAD」とは、日本で広く使われている無料の2D CADソフトです。
建築や土木設計などの分野で特に人気があり、直観的な操作が特徴です。
軽量で動作が速く、豊富な機能を備えているため、初心者からプロまで幅広く利用されています。
また、DXF形式(※)などのデータ互換性もあり、他のCADソフトとの連携も可能です。
※DXF形式とは、AutoCADを開発したオートデスク社が作成したCADデータの交換用のファイルフォーマットです。
拡張子は「.dxf」です。
お次は毎回楽しみな「My Trip」コーナー♪
台湾の建築は伝統的な中国建築、日本統治時代の影響、戦後のモダニズム、現代建築が融合した独特のスタイルを持っています。
2000年代以降は世界的な流れを取り入れながら急速に近代化し、環境に配慮した設計が主流に。
写真①の「台北101」(2004年完成)は当時世界一の高さ、
地震や台風に耐えられる構造設計(巨大なダンパーを内蔵)、
竹をイメージしたデザインで台湾らしさを表現しているそうです。
写真②の「陶朱隠園」は高級マンション!
デザインはDNAの二重らせん構造を模しているそうです。
また各階に樹木(約23000本)を植えたり、雨水リサイクル、太陽光発電など環境配慮型の建築となっております。
写真③④は「松山台北文創ビル」は、映画館、書店、ギャラリー、カフェ、オフィスなどが入る複合施設。
幾何学的なガラスファサードが特徴で、自然光を取り入れた開放的な空間設計だそうです。
観光客にも人気のスポットです。
設計者は日本の「伊東豊雄」さん。
伊東豊雄さんは『建築の豆知識』の記念すべき第1回目に似顔絵つきで載っていましたね!
お名前を見たらすぐにこの似顔絵の顔が頭に浮かびました(笑)。
オリンピック開催された国立競技場の最終コンペで、隈研吾さんと競った方です。
第1回はそのお話が載っていました。
日本の建築家が世界でも活躍していると思うととても嬉しいですね。
では、年度末でお忙しい時期かと存じますが、皆様ご自愛くださいませ。
建築の豆知識 ~ 『島根・高知 旅行』 ~
暖かく過ごせる日も増えてくる頃ですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回の『建築の豆知識』は島根県と高知県!
島根県は、日本海に面した風光明媚な地域で、写真のように歴史と自然が豊かに息づく場所です。
写真①の出雲大社は縁結びの神様として有名で、多くの人が訪れます。
日本最古級の神社の一つで、荘厳な本殿や巨大のしめ縄が特徴的です。
歴史や神話に興味のある人にも訪れてほしい神秘的な場所ですね。
写真②~④の足立美術館は、日本庭園の美しさで世界的に評価されている美術館です。
横山大観をはじめとする近代日本画の名作が揃い、芸術と自然が見事に融合していますね。
四季折々に表情を変える庭園は「庭園もまた一幅の絵である」という創設者・足立 全康の理念を体現したもの。
日本の美を存分に味わえる場所といえますね。
自然と調和する建築家といえば、この方。
内藤 廣 さん。(上写真 下部)
日本の風土に根差した建築を追求しているといわれています。
代表作には「海の博物館」(三重県)や、下の写真の「牧野富太郎記念館」(高知県)などがあります。
木やコンクリートを巧みに活かしたデザインが特徴です。
シンプルながら力強い構造が印象的ですね。
使う人々にやさしく、環境と調和する美しさを持ち合わせています。
都会の喧騒を離れ、のんびり建築旅行も素敵ですね♪
花時は気候不順になりがちです。
くれぐれもおからだにお気をつけください。
謹賀新年
年末年始休暇のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
株式会社シェイプでは誠に勝手ながら、年末年始休業日を下記のとおりとさせていただきます。
年末年始休業期間:2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
※ホームページからのお問い合わせにつきましても、2025年1月6日(月)以降回答をさせていただきます。
建築の豆知識 ~ 日本の建築家紹介② ~
襟元にマフラーの恋しくなる季節がやってきました。
先日は七五三のお祝いで、千歳飴を持った子どもの晴れ着姿が心を和ませてくれます。
今回の『建築の豆知識』は日本の建築家紹介②です。
辰野金吾は、日本の近代建築の礎を築いた建築家として知られています。
彼は、工部大学校(現在の東京大学工学部)で学び、英国留学を経て西洋建築の技法を日本に持ち帰りました。
代表作には、東京駅丸の内駅舎や日本銀行本店本館などがあります。
その設計はレンガ造りを基調にしつつ、日本の気候や文化に配慮した独自の様式を取り入れ、「辰野式」と呼ばれるスタイルを確立しました。
辰野の建築は、ただの西洋建築の模倣にとどまらず、近代日本の象徴として現在も多くの人々に親しまれていますね。
お次は「My Trip」のコーナー。
タイの首都バンコクは、歴史と現代が融合した魅力的な都市です。
地元では「クルンテープ」という愛称で親しまれ、長い正式名称は「天使の都」として知られています。
この活気あふれる都市は、写真のような美しい寺院、賑やかなマーケット、そして洗練された都会の風景が調和した特別な魅力を持っていますね。
明日からより一層冷えるそうです。
天候不順の折柄、どうぞおからだにお気をつけください。
社員旅行で訪れた三重県・多気町「VISON」1泊2日の体験レポート
先日、社員旅行で三重県多気町にある大型複合施設「VISON」へ1泊2日で行ってきました。
この施設は自然豊かな環境と、洗練されたデザインが融合した場所で、心身ともにリフレッシュできる時間を過ごせました。
今回のブログでは、その魅力や社員旅行の楽しさについてレポートします。
1日目: 到着から施設探索
会社から車で多気町に到着。高速を降りてすぐでした。
VISONは広大な敷地にレストラン、温泉、ショップ、宿泊施設が点在し、自然と調和したデザインが印象的でした。
到着してまず目に飛び込んできたのは、開放的な建物と、周囲を囲む豊かな山々。
自然の中で、都会の喧騒を忘れてリラックスできる予感がしました。
早速お昼ごはん。
AT CHEF MUSEUMというシェフの料理を作品に見立てた「食の美術館」でいただきました。
三重県産の食材がふんだんに使用されており、星付きシェフのお食事を手軽にいただける素敵な空間でした。
(おしゃれなフードコートという感じです。)
午後は、各自自由時間で施設内を探索。
VISONには多彩なショップがあり、地元の特産品やオーガニック食品が販売されているマーケットエリアでは、特に社員の間で話題に。
おしゃれなカフェやベーカリーも充実していて、ほっと一息つくには最適な場所です。
施設内を歩いているだけで、日常のストレスが解消されていくような感覚でした。
アクティビティに参加したメンバーも。
夕方には全員で集合し、「HOTEL VISON」の最上階にあるメインダイニング「イスルン」での食事会へ。
地元の新鮮な食材を使った料理が堪能でき、世界一の美食の街と知られるスペイン・サンセバスチャン市に居るかのようなひと時を過ごしました。
三重県・スペインの最高食材に舌鼓を打ちました。
普段はオフィス内でしか話さない同僚とも、リラックスした雰囲気で会話が弾み、仕事のことを忘れて楽しい時間を過ごせました。
その後、急遽ホテルのビンゴ大会に参加。
シェイプのメンバー数人が景品をゲットできました。
そして温泉へ。
VISON内の「本草湯」では、薬草を使ったお湯で、体の芯からリフレッシュ。広い空間の中で入る温泉は格別でした。
また同施設内にあるスパで皆で順番にヘッドマッサージも。
日頃の疲れが一気に取れた気がしました。
2日目: アクティビティ
朝食後は、希望者でアクティビティや食べ歩きに参加。
VISONでは自然を感じながら楽しめる体験プログラムが豊富に用意されていて、今回は「オリジナルアロマスプレーをつくるワークショップ」や「味噌作り」や「鳥笛作り」に参加しました。
特に味噌作りは、味噌について楽しく学べ、料理に使う方法を教わる体験ができ、普段できない貴重な体験でした。
味噌のタネや材料は用意してくださっているのでとてもお手軽に作れました。
自分で作ったお味噌は格別に美味しいですね。
まとめ: リフレッシュ&絆を深めた1泊2日
今回の社員旅行では、VISONという素晴らしい施設で、自然に囲まれながらリラックスした時間を過ごせました。
自由時間のある旅程は、個々がリフレッシュできるだけでなく、食事やアクティビティを通じて同僚との絆も深めることができました。
忙しい日常を忘れ、また新たな気持ちで仕事に取り組むための素晴らしいリセットの機会となりました。
VISONは、社員旅行やグループでの旅行にぴったりの場所です。自然の中で過ごす贅沢な時間を、ぜひ皆さんも体験してみてはいかがでしょうか。
夏季休業のお知らせ
2024年最新の内装トレンドご紹介
夏真っ盛りの季節となりました。
常々ご厚情にあずかり誠にありがとうございます。
今回は、近年の内装トレンドを少しご紹介いたします。
これからのリフォームやリノベーションのご参考に、是非ご一読ください。
1.自然素材の復活
自然素材を取り入れたデザインが再び注目を集めています。
木材、石材、漆喰、珪藻土、リネン、ウールなどの素材が多く使用され、自然の風合いや質感を生かしたインテリアが人気です。
特にリサイクル材やサステナブルな素材を使ったエコフレンドリーなデザインがトレンドの一つです。
2.バイオフィリックデザイン
自然と調和した生活空間を提案するバイオフィリックデザインが注目されています。
室内に植物を多く取り入れ、自然光を最大限に活用することで心地よい環境を作り出します。
上の写真はGoogleテルアビブオフィス。
緑を活用することで社員の集中力を高める空間づくりをしています。
また、ウォーターフィーチャーや自然のパターンを取り入れたデザインも人気です。
3.アーストーンカラー
今年はアーストーンカラーが流行しています。
温かみのあるブラウンやベージュ、落ち着いたグリーンやブルーなどを使い、リラックスした雰囲気を作り出します。
4.ミックスマテリアル
異なる素材を組み合わせたデザインが注目されています。
例えば、金属と木材、ガラスとコンクリートなどの異素材を組み合わせることで、個性的でモダンな空間を演出します。
このトレンドは家具や照明、アクセサリーにも広がっています。
5.スマートホームテクノロジー
テクノロジーの進化により、スマートホームがますます普及しています。
照明、空調、セキュリティなどをスマートフォンで簡単に操作できるシステムが人気です。
また、音声アシスタントやスマート家電も取り入れられ、便利で快適な生活をサポートします。
6.クラッシックリバイバル
クラッシックなデザイン要素が再び脚光を浴びています。
アールデコやヴィンテージスタイルの家具、アンティークな装飾品が現代的なアレンジで取り入れられ、エレガントで洗練された空間を作り出します。
7.ミニマリズムの進化
シンプルで無駄のないミニマリズムのデザインが進化を遂げています。
洗練されたラインと中立的なカラーが特徴で、機能性と美しさを兼ね備えた空間が求められています。
収納スペースを工夫し、見た目もすっきりとしたデザインが好まれます。
8.パーソナライズドデザイン
自分らしさを表現するパーソナライズドデザインがトレンドです。
オーダーメイドの家具や独自のアートワーク、DIYの要素を取り入れることで、個性的でオンリーワンの空間を作り出します。
いかがでしたか?
最新の内装トレンドを取り入れて、お住まいをより快適で魅力的な空間にしてみてはいかがでしょうか。
この記事が皆様のインテリアデザインの参考になれば幸いです。
では、この季節は体力勝負ですので、お互い様に快眠快食を心がけてまいりましょう。
建築の豆知識 ~ 世界の建築家紹介1⃣ ~
遅めの梅雨に、さわやかな夏空の待ち遠しい日々が続いております。
今回は『建築の豆知識』世界の建築家紹介1⃣ ということで、
近代建築家 三大巨匠です♪
名前は聞いたことがある!と、ご存知の方もいらっしゃるのでは?
↑建築物と一緒に紹介されているので分かりやすいですね。
フランク・ロイド・ライトは、自然と調和するデザインを重視する有機的建築の提唱者です。
私の好きな作品でもある「落水荘」はそれを如実に表しているように思います。
ピッツバーグ近郊にある滝の上に建っているんですよ。
ライトの作品は、革新的な構造と美しいデザインで知られ、建築界に大きな影響を与え続けています。
ル・コルビュジエは機能主義(※)を追求し、モダニズムの父と称され、ユニテ・ダビタシオンなどの作品でも知られています。
※機能主義とは、デザインと実用的機能性との統一を目指しながらも、使用目的を踏まえ、要求される機能性を最優先に重視した設計するという原則や思想のことです。
ル・コルビュジエは「住宅は住むための機械である」と唱え、シンプルで効率的なデザインを追求しました。
この名言は建築界に未だに影響を与え続けています。
名言と言えば、ミース・ファン・デル・ローエにもあるんですよ。
彼は「少ないことは多い(豊かである)」という言葉を残しています。
写真にある「ファンズワース邸」がそれを表しています。
「これ(壁・梁・窓)は本当に必要なのか?」と考えた末の、部屋がゆるやかに繋がったワンルームデザイン。
しかし壁等を減らして、予算削減を考えていたわけではありません。
「神は細部に宿る」という言葉も残していて、材質や工法に関してこだわりを見せています。
ガラスと鉄を多用したシンプルで機能的な建築を実現しました。
これら3人の巨匠たちは、それぞれ独自のアプローチで建築の新しい時代を切り開き、後世に大きな影響を与えました。
↑お次の「My Trip」のコーナーも写真いっぱいで楽しいですね♪
和歌山県も素敵な建築が多いんだなぁと思いました。
カフェやレストランになっている所も多く、気軽に内覧も出来そうですね。
和歌山県は広いので移動だけで時間をとってしまうので、
旅程スケジュール管理には気を付けた方が良いとの事でした。
ご興味ある方はお気を付けて巡ってくださいね。
夏休みに建築巡りなんかも良さそうですね。
これから夏本番、どうか夏バテなどなさいませんように、お身体にお気を付けください。
エネルギー効率と環境に配慮した建物:グリーンビルディングの取り組み
夏本番を思わせる強い日差しの日々となりました。
今回はグリーンビルディングについて…建築のエコなお話です。
現代の建築は、エネルギー効率の向上と環境への配慮を重視する方向へと進化しています。
気候変動や環境問題が深刻化する中、持続可能性を考慮した建築の必要性が高まっています。
そもそもグリーンビルディングとは…
環境に配慮した設計と施工を通じて、建築物の環境負荷を最小限に抑えることを目的としています。
これには、エネルギー消費の削減、水資源の効率的な利用、材料の選択と廃棄物の管理などが含まれます。
一つの基準として、LEEDが広く知られています。
Leadership in Energy and Environmental Designの略で、環境に配慮した建築物を評価する国際認証制度です。
評価する対象別に5つのカテゴリー(ビルの設計・インテリア・運用管理・エリア管理・住宅)に分類されます。
また4つのレベルに分かれており、評価項目で得られるポイントによりレベルが決まります。
日本でも認証件数が毎年増加しています。
関西ですと、「大阪大学箕面キャンパス」が新築部門とエリア開発部門でLEEDゴールド認証を取得しています。
また近年オープンしました東京の「虎ノ門ヒルズ」では、さらに上のランクのLEEDプラチナ予備認証をエリア開発部門で取得。
プラチナは最高ランクです!
(虎ノ門ヒルズ)
さて、LEEDの評価項目にもありますが、エネルギー効率の向上は環境に優しい建築の中心的な要素です。
その具体的な方法は…
①高性能断熱材の使用:建物の断熱性能を向上させることで、暖房や冷房に必要なエネルギーを削減できます。
②エネルギー効率の高い窓:二重ガラスや特殊なコーティングを施した窓を使用することで、熱の損失を防ぎます。
防音性能も上がりますよ。
③再生可能エネルギーの活用:太陽光発電パネルや風力発電機の設置により、自家発電が可能となり、エネルギーコストを削減します。
④高効率のHVACシステム:省エネルギーの空調システムを導入することで、エネルギー消費を抑える事ができます。
また持続可能な素材を選択することで環境負荷を抑えることも重要です。
①リサイクル材料:リサイクル可能な建材や再生素材を使用することで、廃棄物の削減に貢献します。
②地元調達の素材:地元で調達可能な材料を使用することで、輸送による環境負荷を減らします。
③持続可能な木材:FSC認証を受けた森林から伐採された木材を使用することで、森林保護に貢献します。
そして限りのある資源、水資源の効率的な利用、建物の水使用を最小限に抑えるための工夫も重要です。
①低水量の水栓とトイレ:水の使用量を削減するために、省水型の設備を導入。
②雨水の収集と再利用:雨水を収集し、灌漑やトイレの洗浄水として再利用するシステムを導入。
上記のような環境に配慮した建築は、単に環境負荷を減らすだけでなく、さまざまなメリットがあります。
例えば、コストの削減。
エネルギー効率の高いシステムを導入することで、長期的なエネルギーコストを削減できます。
また、健康面や快適性の向上も見込めます。
良好な室内環境を維持することで、居住者の健康と快適性を向上させることができます。
そして、資産価値の向上。
グリーンビルディング認証を取得した建物は、市場価値が高まりやすくなります。
結論として、エネルギー効率と環境に配慮した建築は持続可能な未来を築くために不可欠な要素といえます。
これらの取り組みを通じて、環境負荷を軽減しつつ、快適で健康的な生活空間を提供することが可能となります。
環境にも人にも優しい…。
今後も、グリーンビルディングの重要性はますます高まっていくでしょう。
では、思わぬ梅雨寒に、お風邪など召されませんよう、
共々気を付けてまいりましょう♪