建築の豆知識 ~ スロープ・廊下 ~
日増しに寒くなってまいりました。
お風邪など召されていませんでしょうか。
お互い様に体調管理に気を付けていきたいと思います。
さて、今回の『建築の豆知識』は「スロープ・廊下」についてです。
ご自宅のバリアフリー化工事において、スロープを付ける工事をお考えの方も多いかと存じます。
建築基準法で「勾配」と「材料」について定められているんですね。
建築基準法とバリアフリー法では勾配の基準が違います。
○建築基準法…1/8以下
○バリアフリー法…12/1以下
上記の図でお分かりかと思いますが、
建築基準法の基準では急勾配ですので、車椅子での昇り降りが大変になります。
建物の用途や、利用者の立場を考えた設計が大切になります。
また、廊下についても建築基準法と消防法で定められています。
建築基準法で規定されているのは上の図をご覧ください。
(消防法では通路幅に具体的な数値の規定が存在しません。)
建築基準法の廊下の幅を確保できていれば、消防法でも大丈夫です。
消防法で問題になるのは、廊下に物が置かれている場合です。
万が一の場合に避難経路が確保できなくなります。
平常時から気を付けましょう。
毎回楽しみなMy Tripのコーナー
今回はMIHO MUSEUMです♪
美術館までのアプローチが臨場感溢れるお写真と共に分かりやすく書かれていますね。
(お写真も今回はカラーです♪)
写真①の枝垂桜…春に行ったらきっと幻想的なんでしょうね。
ドライブするのが気持ちよさそうです。
このように楽しみながら建築に触れ合えるのが素敵ですね。
では、歳末の御多忙の折、ご自愛専一にて、乗り切ってまいりましょう。
適格請求書発行事業者(インボイス事業者) 弊社登録番号のお知らせ
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
さて2023年10月1日から消費税の適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入される予定であり、
現在インボイス事業者の登録手続きが国税庁により執り行われております。
このたび弊社の登録手続きが完了しましたので以下の通り登録番号をご案内申し上げます。
適格請求書発行事業者登録番号
T1122001024304
なお、恐縮ではございますがインボイス制度に関するご不明点は
貴社顧問税理士または管轄税務署までお問合せ下さいますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
丹波篠山 黒枝豆 いただきました。
暦の上では秋も終わりとのことで、季節の移り変わりの速さに驚くばかりです。
食欲の秋 真っ盛りのシェイプですが、
先日、設備屋さんからなんとも嬉しいお土産いただきました。
丹波篠山の黒枝豆です♪
一般的な枝豆は6月~9月の夏ごろが旬と言われていますが、
9月下旬~10月末に旬を迎える、希少な「黒枝豆」です。
黒枝豆は一般的な緑色の枝豆や茶豆等と比べて、
粒の色が少し黒みがかっていて、深いコクや甘み、ホクホクとした食感などが特徴的です。
中でも「丹波黒」ブランドが有名で、枝豆なのにまるで栗のようなほっくり感で、
お味も食感も、お楽しみいただける新感覚枝豆なのです。
わずか1ヵ月他足らずしか味わうことのできない幻の味、究極の枝豆と呼ばれています。
塩ゆでしただけのシンプルな枝豆でも美味しさが分かります!
こんなにホクホクした枝豆は初めてです!
シンプルな枝豆以外にも、色々お料理作ってみました。
まず薄皮(少し黒いです!)まで剥いてみるとこんなに綺麗な緑色でびっくり。
塩昆布とゴマと和えて豆ごはんにしてみました。↓
おにぎりにしても美味しかったです。
シーチキンと塩昆布とトマトを加えてサラダに。↓
デザートは、お豆をすり鉢でゴリゴリして…
ずんだ餅にしてみました。↓
家族に甘いもの好きが多いので、ずんだ餅はお代わり連発。
あっという間にお豆がなくなってしまいました。
設備屋さん、いつも美味しいものをありがとうございます。
(人''▽`)☆
建築の豆知識 ~ 建築基準法の基礎 「階段」編 ~
秋晴れの陽気が気持ち良い頃となりました。
街中では半袖の方とモコモコアウターの方が入り混じっていました。
服装に悩む時期でもありますね。
さて、今回の『建築の豆知識』は、建築基準法の観点から見た「階段」のお話です。
建築基準法の第23条に、階段の種別によって「幅」「蹴上げ」「踏面」の寸法の規定があります。
小学校の児童用の階段は安全性の高いものになっていますね。
また、中学校の生徒用のもの、劇場や映画館等、集会所の階段も、
小学校と同じ幅(140cm以上)・踏面(26㎝以上)なんですよ。
蹴上げは18㎝以上と少し高く定められています。
また25条には手すりについても定められています。
主なものは下記になります。
●高さが1m以下の階段には手すりを設けなくてもよい。
●階段の幅が3mを超える場合、原則として中間に手すりを設けなければならない。
(ただし蹴上げが15㎝以下で、かつ、踏面が30cm以上のものは除く。)
外出中、階段があれば、そのような事を頭に置いて見てみると面白いかもしれません。
さて、お次は楽しみな「My Trip」のコーナーです♪
今回は大塚国際美術館です。
私も以前テレビで見て行ってみたいなぁと思っていた場所の一つです。
世界の名画を観るのは実際無理でも、(旅行代が無理!)
ここならレプリカですが、一堂に会するので一気に観ることが出来ます。
また陶板で出来ているので、色が劣化しない…
フラッシュで写真を撮るのも可能と聞きました。(一応、要確認でお願いしますね。)
原寸大なので、「実際はこんなに小さいんだ…」「すごい迫力だ!」という風に体感出来るみたいです。
レストランやカフェもあって、美術品をコンセプトにしたメニューもあるそうです。
芸術の秋…少し足を延ばしてみるのもよさそうですね♪
タイルカーペット張り
秋も深まり朝晩は冷える季節となりました。
もみじの先っぽが赤く色づいていていましたよ。
最近、レクリエーションの記事が続きましたので、
少しお仕事の記事を書かせていただきます。
シェイプは内装仕上工事業もさせていただいておりまして、
今回はタイルカーペット張りのお仕事の様子を少しお伝えします。
そもそもカーペットは主に5種類くらいあります。
〇だんつう…手織カーペットで、織物カーペットの中でも高級。一般に羊毛が用いられる。
〇ウィルトンカーペット…機械織りで織られたカーペット。パイルの長さを自由に変えられるので、無地でも表面のテクスチャーに変化をつけた柄がだせる。
〇タフテッドカーペット…普及用として考案された機械刺繍敷物で、大量生産可能で価格が安い。
〇ニードルパンチカーペット…こちらも量産型カーペットでかぎのついた針でフェルト状になった裏面に樹脂加工をぼどこした敷物。
〇タイルカーペット…タフテッドカーペット等を基材として、裏面を強固に裏打ちしたタイル状カーぺット。
タイルカーペットはOA機器の普及に伴い多く使用されるようになったそうで、
会社の事務所内の床によく使われてるので、皆さん絶対に見たことがあるはずです!
1枚持ち上げてみました。 ↑
50cm角くらいに加工された置敷きするカーペットです。
(※置敷き…すでに床が仕上がってる部屋の一部にカーペットが敷かれる工法です。)
タイルカーペットには、使用中におけるメンテナンス、部分補修、あるいはアンダーカーペット配線
の変更等への対応の為に、施工後も適宜交換(入替え)出来る機能が求められています。
ですので、接着剤は「粘着剥離(ヒールアップ糊)」と「再接着性」があるものを使う事が多いです。
ずれにくいが剥しやすい糊です。
写真を見てお分かりの通り、下地全面に接着剤を塗布する全面接着工法です。
「だんつう」「ウィルトンカーペット」以外は全面接着工法が多いです。
そして、貼り方にもコツがあります。
毛の流れが上の図のように互い違いになるように「市松張り」を原則とします。
理由としては、主に2点。
①色むら、汚れが目立ちにくい。
②伸縮に方向性があるので、全て同じ方向に張ると隙間ができやすい。
方向に気を付けて施工してくださってます。 ↑
綺麗にできました。
ちなみに、タイルカーペットの割付けは、部屋の中央から行い、
出入口部分には2/3以上の大きさのものがくるようにします。
色々な工夫があって施工されていますね。
またお仕事関係の記事も書いてご紹介していきたいなと思います。
良かったらご覧くださいね。
レクリエーション ~ おまけ ~ ④
肌寒くなり、秋の気配を感じるようになりました。
私事ですが、先日おでんを食べに行きました。
美味しくて幸せでした♪
食欲の秋です。
さて、先月行ってまいりましたレクリエーション、
大阪中之島美術館の近くにダイビル本館がありまして、
パンを買いに少し寄らせていただきました。
2013年に建て替えられまして、
旧ダイビルは1926年に渡辺節さんの設計で建てられたネオ・ロマネスク様式の建物(大阪ビルヂング)で、大正期の大規模オフィスビルとして現存するものの一つでした。
老朽化等により建て替えが検討され、
旧ダイビルを解体して跡地に高層ビルが建設されました。
しかし、全く旧ビルがなくなるわけではなく、意匠を復元しているのです。
写真は1階部分ですが、このように低層部には可能な限り石材等を再利用して再現されています。
ファサードの再現度はかなりのものです。(石彫刻が綺麗ですね。)
外装レンガのスクラッチタイルも再利用されています。
2層吹抜のエントランスホール…手摺は再利用だそうです。
この郵便ポストも再利用です。
古い建物を再利用して新しい建物を建てるのは作業面でも費用面でも大変だと思いますが、
大阪を代表する歴史的な建築物がこのような形で残っているのは素敵ですね。
ちなみに寄ったパン屋さんの外観もこんな感じです。 ↓
大正ロマネスクな雰囲気で可愛いです。
パンもとっても美味しかったです♪
結局、食欲の秋でした。
レクリエーション ~ 鉄板焼き ~ ③
もうすぐ10月というのに、お昼間はまだ暑い日も多いですね。
昼夜の寒暖差がありますので、体調管理に気を付けてまいりたいと思います。
さて、前回に引き続き弊社のレクリエーションについてご紹介いたします。
なんと!
豪華に鉄板焼きディナーです♪
黒毛和牛です♪
個室にてシェフが焼いてくださいました。
美味しかったです。
お酒は飲み放題のコースをお願いしました。
場所はホテル阪急インターナショナルのちゃやまちさんです。
素晴らしいひと時を過ごすことが出来ました。
感謝です。
またこのような時間が持てるようにお仕事がんばります。
(* ̄0 ̄)/
レクリエーション ~ 展覧会 岡本太郎 ~ ②
9月も下旬となり秋らしい風を感じられるようになりました。
そろそろ衣替えをしなくては…。
さて今回も前回に引き続きシェイプの福利厚生のレクリエーションで参りました
「展覧会 岡本太郎」について書かせていただきます。
なかなかインパクトのあるこのポスターを駅などで見かけられた方も多いのでは。
前回に書かせていただいた「大阪中之島美術館」にて2022年10月2日まで開催中です。
まず美術館に入りますと早速『TAROMAN』のジオラマがお出迎えです。
『TAROMAN』についてご存知ない方はこちらをご覧ください。 → TAROMAN - NHK
なんと!ここはフォトスポットになっておりまして、中に入って写真を撮ることが出来ます。
我らがシェイプ社長にモデルになってもらいました。 ↓
昭和の街並みが可愛いです。
そして、この社長(↑)のご厚意で音声ガイドも借りてもらいながら展覧会を楽しみました♪
音声ガイドがあったお蔭で100倍楽しめた!との声もあり、
600円くらいでしたので行かれるご予定のある方は是非借りてみてください。
ちなみにガイドの声は阿部サダヲさんです。
(岡本太郎っぽくナレーション入れてくださるのが面白かったです。)
作品は写真撮影OK & SNSポストOKということで、
たくさんある中で少しだけあげさせていただきます。
まずはこの『森の掟』 ↓
写真からも迫力が伝わるのではないでしょうか。
社長が気に入ってA4サイズのレプリカを購入しておりました。
社内に飾っておりますので、弊社に足をお運びの際ご覧いただけると思います。
あと、私が個人的に惹かれたのはこちらの作品。 ↓
『月の壁』という油彩です。
旧東京庁舎壁画原画だそうです。
まだまだたくさん作品を紹介したいのですが、
(あの有名な『太陽の塔』や『雷神』などなど…)
これから観覧される方の為にもこれくらいにしておきます。
さて、前述のTAROMANに引き続き、展覧会の中にもフォトスポットがありましたよ。
ここで写真を撮ると岡本太郎氏とツーショットです♪
意外と背が低いと感じましたが…少しミニチュアなのでしょうか。
そして展覧会を出たところにある特設売店で結構買ってしまいました。
今回のレクリエーションについてはInstagramにも載せておりますので、良かったらご覧くださいね。
まだまだレクリエーションは続きます!
(豪華です☆)
レクリエーション ~ 大阪中之島美術館 ~ ①
中秋の名月の頃となりましたが、まだまだ夏のように暑いですね。
先日、シェイプでは「レクリエーション」として「展覧会 岡本太郎」に行ってまいりました。
芸術の秋です♪
場所は「大阪中之島美術館」です。
2022年2月2日に開館した出来立てほやほやの綺麗な美術館です。
2022年6月30日に当ブログでアップしました『建築の豆知識』「BREAK TIME」にも載っていましたね。
抜粋しますと、
「黒いプレキャストコンクリートパネルに囲まれたキューブ状の外観」
…実際に見てみますと、遠方からも分かる存在感がありました!
「1~2階はガラス張りで外に開き、3階以上は黒い外壁で覆い黒い箱が宙に浮いているように見せている」
…1枚目の写真が分かりやすいのではないでしょうか。
「内部を立体的にくり抜いた「パッサージュ」(遊歩空間)が特徴」
…中に入りますとパッサージュが分かりました!
吹抜が1~5階までをつないでおり、開放的な空間になっておりました。
また2階レベルで隣のビルとつながっており、
その道中にはヤノベケンジさんの『SHIP’S CAT(Muse)』が圧倒的な存在感を醸し出して佇んでいました。
建物が黒いのでオレンジ色がよく映えますね。
SNSでよく見かけますね。
またSNSで見かけると言えばこちらも…
『ジャイアント・トらやん』です。
こちらもヤノベケンジさんの作品です。
口から火を噴くこともあるみたいです…!
(さすがに美術館では噴かないでしょう。)
4階の階段横に設置されているのですが、すごく大きくて、階段を上ってやっとおなかのドア(写真の金色のドアです)の高さくらいなんです。
そして…なんとドアの中に誰かいました…!
(↑向きがおかしかったらごめんなさい。)
中に誰か居ることは階段から見ないと分かりません。
調べてみると、これは腹話術人形で、これが本体みたいです。
(詳しい方、機会があれば教えてください…。)
行かれたら是非チェックしてみてください。
ちなみに、建てたのはこちらの会社↓
京阪電車 天満橋駅 中之島線2番ホームに看板がありました。
分かりやすいですね。
看板は設置場所も大切ですね。
今回は大阪中之島美術館のお話のみになっちゃいました。
次回に「展覧会 岡本太郎」の感想を書ければと思います。
良かったらまたご覧くださいね。
建築の豆知識 ~ 動線と収納 ~
先日の台風は温帯低気圧に変わり、本日は秋晴れとなりました。
近頃は朝晩は涼しくなり過ごしやすいですね。
さて、今回の『建築の豆知識』は『動線と収納』です。
前回に引き続きおうちを建てるご予定のある方は必見の内容になっております。
限られたスペースで効率的な動線・収納を考えることで、住まいの快適さは決まるといっても過言ではありません。
表動線…見せる空間の動線
裏動線…見せない空間の動線
急な来客にも、この2つを分けておくことで焦らなくなるかもしれませんね♪
また、店舗やクリニック等のレイアウトにもこの2つの動線を意識することで、
お客様(患者様)でごった返していてもスタッフはスムーズに動くことが出来ますよね。
具体例がいくつか載っておりますので↑ご覧になってくださいね。
最後の方に載っております「My Trip」のコーナー…
今回は韓国の「ピョルマダン図書館」です。
私もInstagramで見かけたことがありますが、まさに映えスポット!
天井まで届く本棚は圧巻です。
韓国にご旅行等される方は一見の価値ありでは?!
では、季節の変わり目お体ご自愛下さい。
次回も9月中に更新する…目標です!
また当ブログをご覧になって頂けましたら嬉しいです。